自己紹介

【スクールカースト最底辺インキャ】1冊の読書をキッカケに”最悪な人間関係”を解決『唯一無二の最強のポジション』を手にいれ、現在では『人財』と扱われるようになった人生大逆転ストーリー

 

みやび
みやび
こんにちは
「みやび」と申します⭐️

人間関係の問題を『読書』で解決した>という経験を元に発信しています。

まずは
簡単な自己紹介からさせていただきますね

・26歳 会社員

・鬼ネガティブ思考
・水族館が好き(特にカワウソ)
・アニメ、ゲーム、読書が好き
・いつも笑顔

 

今ではイキイキとした
陽キャのように見えますが、
僕も初めは『ド』が付くほどの陰キャでした。

家の外を歩く時も
人の目線ばっかを気にして、
「誰かに笑われているでは…」

と思いながら、
人がいない道ばかりを
選んで歩いてました。

 

これを書いたのは
『陽キャになれる方法』
紹介するためではありません。

僕が筆をとり書こうと思ったのは
今、過去の自分と同じ状態にいる人を
救いたいからです。

「人との会話が苦手で、いつも馴染めない」
「誰かのご機嫌を伺い、毎日を生きている」
「誰にも相談することができない」

そんなあなたを助けたい。

 

2023年2月
現在はコミュ障脱出歴
13年目になります。

当時、13歳の少年にとって
生き辛い人生の幕開けでした。

誰にも相談できない環境で
母親の心配の声をも拒絶し、
ついに心までも腐っていきました。

 

そんな僕も
とあるキッカケで立ち上がり
読書を始めました。

結果、人間関係は改善され、
今では会社、友だちから誰からでも
必要とされる

唯一無二の独自のポジション
手に入れることができました。

 

このブログが
今、孤独で居場所がない
生き辛い人間関係の中で戦っている

あなたの励みとなってほしい
という想いで執筆しています。

 

今回はこんな僕が、
自分のポジジョンを確立する
最強の人間関係形成術

手に入れるまでのストーリーをお話します。

 

「リアルでの人間関係が上手く作れない方」

「外見やルックスが
 コンプレックスで自分に自信を持てない方」

「学校、職場に居場所がなく、
  毎日、苦しい思いをしながら生きている方」

こんな方こそ、読んでほしい内容です。

 

苦しい人間関係から一刻も早く抜け出し、

今悩む時間が人生を楽しむ時間に変わる

そんなきっかけになりますように。

ぜひ、ご覧ください。

 

第1章:絶望の始まり

 

「あの時は絶望でした…」

 

ことの始まりは中学時代まで遡ります

小学校時代は
多くの友達に囲まれていた僕でした。

友だちのみんなは
近くの中学校に行く中で、
僕だけが学区外の中学に行くことになった。

 

その理由は
母親自身の卒業校で
「学ランを着させたい」と言う

単純な理由でした。

母親すれば、
この時の僕は「着せ替え人形」です。

 

もちろん。
一度は反抗しました…

 

ですが、
僕は小学校時代に校長室に
10回以上呼ばれている問題児だったので、

過去の行いを思い出し、
「ここで改めよう」
「これ以上、母親を困らせたくない」

と思い、
指定された中学に行くことを了承しました。

 

自宅から徒歩30分の
学区外の学校で同じ学校から来た人は0人…

 

入学式前の朝の教室

早々にクラスは
近くの学校からきた人たちでにぎわいムード。

 

自分の席を離れて
小学校が同じもの同士でかたまり

「やった!同じクラスになれたね!」
「これからもよろしくね!」
「部活は何に入る?」

などの会話が聞こえる。

 

僕だけが席にポツリと
座っている状態…

みやび
みやび
「孤立した…
「終わった…」

「中学ライフ終了…」

と心の中で叫んでいた。

 

そう思っている最中
担任が教室に来て、入学式の体育館へ先導する。

列になっても
孤立している僕には
話しかけられる気配はない。

別の学校同士のグループで紹介しあい、
周りはどんどんと仲良くなっていく…

 

入学式が終わり、教室に戻り
クラスのみんなの前で1人ずつ
早速、自己紹介が行われる。

「ここで名誉挽回するしかない」

と僕は意気込んでいた。

 

この人は「イケメン枠」で
こいつは「おふざけ枠」、
この子は「いじられ枠」かな

どんどんとクラスメイトのキャラが
明らかになってくる。

同じ小学校から来たもの同士で、
自己紹介をサポートし合って、
盛り上げていく。

 

いよいよ、自分の番…

「みんなどんな反応してくれるか」
「いじり役がきっと引き立てくれる」
「ここで一発逆転…」

と脳内で成功する理想のイメージは完璧だった。

 

結果は…
見事なまでの失敗…

「反応が薄い…」
「そもそもほとんどが聞いていない…」
「いじりも発生しない…」

まばらな拍手が聞こえながら、
席に座ろうと思った瞬間。

 

 

いじり役からの思いがけない一言

「え、なんか言った?笑」

この日、一番の爆笑が起こった…

 

「おいおい
 そうこと言うのはやめとけよ(笑)」

と苦笑いで注意する担任。

 

担任の余計なサポートで、
上乗せダメージをくらう。

予想と現実のギャップの差に
心臓が握り締められるほどの
苦しみを人生で初めて味わった。

その後のクラスメイトの
自己紹介なんて聞いてられる
余裕なんて僕の心にはなかった…

 

頭で考えてたことは
これからの学校生活の
最悪な予想ばかり…

「学年カーストの最底辺」
「誰かのパシリになる未来」
「いじめられる未来」

どのルートも自分では
決定することは出来ない。

 

まさに他人の手のひらの上で
自分の学校生活での
運命を握られている状態…

自己紹介という『たった2分間』に
クラスでの立ち位置は
全て決まったようなものだった。

第二章:理不尽な学校生活

 

入学式が終わり
翌日からの通常授業

昨日に決定された
キャラ付けは変わらない。

僕の立ち位置は
『学年カースト最底辺のイジられ役』

 

「何を言っても許される」という認識で
クラスメイトは僕のことをイジる。

朝のやりとり以外は
ほとんどが孤立している状態。

 

イジる時のお決まりのネタは
「なんか言った?笑」だ。

登校初日の自己紹介で
爆笑が起きたネタを
みんな使わずにはいられない。

 

クラスメイト
クラスメイト
おはよう!笑
みやび
みやび
お、おはよう!
クラスメイト
クラスメイト
なんか言った?笑

このやりとりはお決まりになっていた。

 

いじりにも
上手いいじり方と下手ないじり方がある。

やはり、クラス内カースト上位陣の
いじり役はいじられ役の扱いが上手い。

 

いじった後に
「ごめんごめん!笑」
「おはよう!」「調子はどう?」など

軽い世間話をしたりをして、
不快感を与えすぎないような、
素振りは見せてくれる。

 

1番厄介でストレスなのは
カースト中位陣(2軍)、
カースト下位陣(3軍)の人間

僕をイジって
上位陣と交流を深めるための土台として扱い、

自分より下の人間がいると安心し、
ストレスを発散するための“道具”にする。

 

お決まりのネタで
イジった後は僕を嘲笑い
満足した表情して去っていく。

カースト2軍と3軍の
いじりはお決まりのネタでは
物足りず、エスカレートしていく…

 

その後、2軍と3軍で流行ったのは
『文房具の借りパク』

授業中に
「消しゴム貸して」と言ってきて、
貸した後は絶対に返ってこない。

授業が終わり
「返して」と言っても、
「なんか言った?笑」の一点張り。

 

放課後の下校中に貸したやつを見つけ、
「返して」と言ったら、
ヤツは思いがけない行動をとった…

「返してやるよ」と言い、
学校のすぐそばにある
ドブ臭い川に投げたのである。

 

その瞬間…

辛さから大きな2つの感情に
飲み込まれそうになった。

「ぶっ潰してやりたい」という
大きな怒りの感情

「泣け叫びたい」という
大きな負の感情

 

怒りに任せて暴れたら、
小学校時代と変わらない、
呼び出しで校長室行きの未来。

また母親に迷惑をかけて、
悲しませることになる。

 

哀の感情に任せて
その場で泣いたとしたら、
明日はそれでいじられる未来。

相手のイジりをエスカレートさせる
ネタを提供しても意味がない…

 

どちらの感情をとっても
「今後の学校生活が破滅する」
数秒で考えがまとまり…

僕はその場から走って
その日は逃げる選択をとった…

 

それと同じことが数回も続き…

僕の筆箱の中は底が見えるほど、
スカスカになっていた…

残った文房具は
定規とペン一本と消しゴムの破片だけ。

 

ある日、母親にカバンを見られた際に、
パンパンだった筆箱の文房具が、
全然ないことについて聞かれた。

母親だけには絶対に言えなかった。
いじめにあっていることを…

その日は
「学校の机の中にしまっている」と
意地を張っていった。

 

母親は何かを察したのか
問いただすわけでもなく

母親
母親
「そっかそっか」
「足りないものあったら言ってね」

と筆箱をそっと戻して買い物に出かけた。

 

そして翌日の学校

教室で授業の準備をしようと
カバンから筆箱を取り出そうとすると

入学当初のような
そこにはパンパンになった筆箱が入っていた。

 

母親の優しさに涙が出そうだった…

またパンパンになった
筆箱を見られたらやられる可能性があると思い、

必要最低限のもの以外はカバンの中に隠した。

 

流石にいじめてくる奴らも
筆箱の中身が全然ないことが分かると
しばらくは何もやってこなかった。

だが、授業のたびに
怪しげにカバンをあさって
道具を出している姿を見られていた。

数週間後、事件は起こった…

 

昼休みのトイレに行っている間に
カバンに隠していた
文房具のほとんどが盗まれた…

次は数学の時間で
コンパスが必要な授業だった。

必死にカバンを探しても
どこにもない状態…

 

宿題で使用したが
朝持ってきていたことは確認済みだった。

「盗られたに違いない」と
思い周りを見渡すと

2軍、3軍の奴らがニヤニヤと
バカにして、こっちを見ている…

 

「あいつらか…」
問い詰めに行こうと思った瞬間。

「キーンコンカーンコーン」
チャイムがなり、先生が入ってきて
そのまま授業は始まった。

数学の先生は厳しいことで、
うちの学校では有名だった。

 

「コンパス忘れた奴は手をあげろ」
その日は忘れたのは僕だけだった。

プリントが配られ
「あるものは先に問いとけ」と言い、
僕に近づいてくる。

僕の机の横で止まり、説教が始まる…

 

「たるんでるな」
「受ける姿勢って物が感じられない」
「社会じゃ通じないからな」

先生の説教が終わり、
教卓に戻ろうとしてる際に、
理由を説明しようとする

「先生だけど、あいっ…」

 

だが、僕の声を遮るように

「まずは謝罪からだろ」
「授業を中断してすみませんでした」
「っていうのが邪魔した礼儀ってものだろ」

と更に叱れるハメになった。

 

この時、
僕は学校生活での全てを諦めた…

みやび
みやび
何を言っても無駄…
とりあえず謝ればいい…
カーストには逆らえない…

と心で強く思った。

 

謝罪を述べて、黙って座り
盗んだやつを見ると、

プリントの問題を解きながら
満遍の笑みでしていた。

何もかも諦めた途端、
何かが抜き取られたように心は楽になった…

 

授業が終わり
近づいてくるのは、もちろんアイツだ。

クラスメイト
クラスメイト
コンパス2個あったから
言えば貸してやったのにさ

とヘラヘラしながら話しかけてきた。

 

怒りさえも湧かないものの
気分が悪いのには違いないため、
その日は仮病を使って帰った。

「最悪な一日だった」と思いながら

俯いて歩いていると
聞き覚えがある声が聞こえた。

三章:絶望の闇を灯す小さな光

 

?
?
久しぶりじゃん!

 

見上げるとそこには
小学校の頃のクラスメイトだった
『たかし』がいた。

一緒にいたずらをやって、
校長室に一緒に呼ばれていた、
昔の戦友みたいのものだ。

たかしと会うのは
卒業以来で久しぶりだった。

 

たかし
たかし
「新しい学校はどう?」
「うまくやっているか?」
「まだ校長室は呼ばれてないだろうな?笑」

学外の学校に行った自分を
気にかけてくれる唯一の友だちだ。

小学校の友達の話を聞いたり
軽い世間話を楽しんだ。

 

たかし
たかし
「いたずらしないなんて」
「俺たちも大人になったものだ」 

という『たかし』の一言には
思わず笑ってしまった。

僕の「へ」の字だった口も
すっかり笑顔に戻った。

 

ポッカリと何かが空いていた心に
ピースが埋まったような感じがした。

数分の立ち話だったにも関わらず、
1時間以上、思いっきり話したような
満足感があった。

「これじゃダメだよな」と思い、
帰り道を再び歩み出した。

 

疲れた時には
好きなものを食べて発散するしかない。

みやび
みやび
コンビニでお菓子とジュースを買って、ついでに立ち読みするか

 

帰り道の途中にあるコンビニに立ち寄った

少年ジャンプの立ち読みも終わり、
お菓子を買って帰ろうと思った

その時だった…

 

1冊の本のタイトルが
吸い込まれるように目に入った。

「使える!悪用禁止の心理学テクニック」

すかさず、僕はその本を手に取り、
「どんな本なのか」と表紙を見た

 

この当時では
今では有名なメンタリスト
DaiGoさんもデビューしておらず、

「心理学」という言葉は
あまり浸透はしていなかった。

表紙には気味悪さがある
緑の顔をした女性の顔と
青い手袋をはめているような両手が写っていた。

 

この当時の僕は
ホラー系では得意じゃない。

映画「20世紀少年」のCMが流れるたびに
チャンネルを変えるほど苦手だった。

 

本の帯には

「自由のままに人を操れる」
「すぐに実践できるテクニック100」
「相手に好かれるテクニック」

などの言葉が書いてあった。

 

その言葉たちは
苦手なホラーな表紙を忘れさせるほど

今までに味わったことがないような
感覚が僕の身体から脳までを包み込んだ。

アドレナリンが
ドバドバと出ている感じだ。

 

そんな中で
母親とたかしの顔が思い浮かんできた…

 

いつも校長室や他の親に
僕やったことで頭を下げている母親の姿

いじめを問い詰めるのではなく、
新品の文房具を筆箱に入れて、
優しく見守ってくれた母親の行動

学外の学校に行った
僕の様子を心配して聞いてくれた
たかしの安心したあの表情

 

僕は決心をした…

 

母親にもたかしにも
もうこれ以上の心配はかけたくない…

嘘を真実に変えれば、
その嘘は消えてやがて、
真実しか残らなくなる。

今まで言ってきた言葉を
真実へ変える行動をしよう!

 

そう思った途端…
脳内で鮮明なイメージが見えてきた。

 

今のいじめられている状況を脱出して

僕をいじめている
クラスメイトはもちろんのこと

クラスの全員と
仲良くやっている理想の僕の姿。

 

このイメージが脳裏で浮かんできたのは、
何かの運命だと感じた…

 

これは
『僕だけのために書かれた本』
だと

そんなことはないのだが
この時は本当にそう思ってしまった。

 

昂った気持ちのまま
レジに本を持っていこうとしたが、

僕はその本を
そっと元あった場所に戻して、

コンビニを後しにした…

 

ここで僕の前に
立ち塞がった壁は『お金』であった。

学校帰りの寄り道だったため
財布には400円しか入ってなかったのだ。

急いで家に帰り、貯金箱を漁ったが
小銭の音1つしない空っぽ…

 

母親に頼もうと思っても
スーパーのパートで
後、3時間は帰ってこない。

本が無くならないか心配だった。

先ほど買い忘れた
お菓子とジュースを買いに、
チャリでもう一度コンビニへ向かう。

 

コンビニに着き、本の売り場に行くと
2冊あった本は1冊だけになっていた…

 

さっきまで見えていた
理想へのイメージが、
遠のいていってしまう感じがした。

見えていた光が
どんどん暗闇に飲み込まれていく

また絶望の崖っぷちに
逆戻りするイメージが頭をよぎった…

 

ポジティブになりかけていた
思考もネガティブに戻ってきてた。

みやび
みやび
僕は運にも見放されている…
何もやっても変わらない運命…
どうせこの本も次来た時にはない… 

その言葉が頭の中で
リピートされるともに
心臓を掴まれたような痛みが襲う。

 

この時に
ひらめいたことがあった。

「取り置きして貰えばいいんだ!」

そう思いついた途端、
苦しかった心は一気に楽になった。

 

本を持ってレジの店員に
お願いしにいく。

店員
店員
「いらっしゃいませ」
みやび
みやび
「これ取り置きして欲しくて」
店員
店員
「店長に確認してきます」

と言い残し
店員はバックヤードへと向かう。

 

戻ってきた店員はこう言った

店員
店員
申し訳ございません。
そういうサービスやっておりませんので、この本は戻しておきますね。
ありがとうございました

店員が発した言葉は
僕に考えるスキを与えなかった。

 

そのまま店を出て
自宅へとチャリを漕ぐ。

「ケチな店だな」
「3時間後に買うのだから」
「取り置きぐらいしてくれよ」

不安の感情を押し殺すかのように
イライラと怒りの感情が出てくる。

 

自宅に到着すると
母親が帰ってくるまでの、
時間は2時間半となっていた。

こんなにも
早く母親に帰ってきて欲しい
思ったことは一度もない。

時間潰しにゲームをやっていても
本のことが心配になり、なかなか集中できない。

 

数十回と時計を見ても
針が全然進まない…

心をえぐらるような感じが
ずっと続く…

全身を冷や汗のような
気持ちの悪い汗が覆い、
寒気までしてくる…

 

考えるのに疲れて
いつの間にか、僕は寝てしまっていた。

起きると20時を過ぎていた。

母親が帰ってきてから、
3時間は経過していた…

 

「うわっ終わったわ」
「最悪すぎる」
「なんで起こしてくれないんだ」

心の中で母親を憎んだ。

 

「なんで起こしてくれなかったの」
と怒りながら母親にいう

「気持ちよさそうに寝てたから」と
とぼけたような表情でいう

続けて母親は
「何か予定があったのならごめんね」
と困った表情でいう

 

その表情を見た途端
僕は冷静になった…

「何を言ってたんだ俺は」

「母親に心配かけないように
 するじゃなかったのか?」

「過ぎたものはしょうがない」

自分を落ち着かせた。

 

今、自分がやる行動は
『お金をもらい、本を買いに行く』

寝てしまったのは
自分が悪いのだからと言い聞かせ、

母親に
「本を買いたいから1000円ください」と言った。

 

本を買うと言う
僕のセリフに母親は、
驚き表情を隠せていなかった。

キッチンでの料理を中断し、
小走りでリビングに向かい、
カバンから財布を取り出して、

「足りないと困るから」と
2000円を取り出して、僕に手渡してくれた。

 

僕は「ありがとう」といい、
急いで玄関を飛び出して、
チャリにまたがった。

今まで出しことのないような
限界を超えたスピードでコンビニへと向かう。

「頼むから、頼むから」
「残っていてくれ!」
全力で願いながらペダルを漕いだ。

 

信号は全部青で僕を導き、
応援しているような感じがした。

いつもなら3分はかかる
コンビニに1分を切る速度でついた。

チャリを置き、鍵を閉めずに、
本の売り場に走って向かった。

 

店員は『何事か!』という表情で
見てくるが、何も気にならない。

荒れた呼吸を整えて、本棚を見渡す。

昼来た時にあった3段目から見てみる。

 

1度、2度、3度と確認するが、
そこには探している本の姿は見当たらない。

他の段も1つずつ、
何回も確認してみるものの見当たらない。

みやび
みやび
「終わった」
「運命は僕を見放した」
「結局、これが僕の運命…」

 

一度逃したチャンスは
再びやってこないことを
実感しながら帰ることに決めた。

その時だった…

 

?
「またいらしてたんですね」

私服で姿で一瞬だけ分からなかったが、
聞き覚えがある声で気がついた。

声の主は昼間に取り置きのことを
聞いた店員だった。

 

私服の店員
私服の店員
「夜飯を買いに来たら、
会えるなんて思わなかったよ」
「本なかったでしょ?」

分かったような
口ぶりで聞いてくる店員

僕はコクりとうなずく…

 

私服の店員
私服の店員
「あれ店長に内緒で
隠しておいたんだよね」
「明日もきっと来ると思って」

そう言って店員は本棚の下にある
引き出しを開ける

「これだよね!」って
両手で丁寧に渡してくれた。

僕は感動で涙が出そうだった。

 

「え?本当ですか!」
「ありがとうございました」と
本を受け取り、一礼してレジへ向かう。

会計は1000円ほどだった。
母親からもらった1000円を
ポケットから出し、会計を進める。

ドキドキ、ワクワクで胸が一杯だった。

 

早く帰って、
1秒でも早く読みたかった。

帰る途中はニヤケがとまらない。

店員の優しさ、読みたい気持ち
複数のポジティブの感情が組み合わさり、

 

今までになかったような
ポジティブな感情で心が包まれていた。

あっという間に自宅に着き、
「これ使わなかったから」と
残った1000円を返す。

母親は
「別にあげたからいいのよ」と
なかなか受けとってはくれない。

 

この時の僕は
本が買えて満足していたため
余ったお金は心の底から必要なかった。

みやび
みやび
「もう大丈夫だから」
「これ以上は必要ない」
「本当にありがとう」

という僕の言葉を聞き、
「そうなんだね」と
何かを察したように母親は笑顔で受け取る。

 

これは僕にとって、
“決断の1000円”だった。

いつもなら貰った
お金は返さない。

母親が不思議に思うのも
仕方がないことだ。

 

今までの自分のままでは、
何も成長できない、変わることもできない。

まずは近くにいる人間に対しての
行いや振る舞いから変えるべきと感じ、

お金という返す行動、
言葉で感謝をちゃんと伝える、
当たり前のことをやることにした。

 

“今日から変わる”と決意した
僕の小さいようですごく大きな初めの一歩。

 

4章:変化への予兆

 

僕にとって
国語が一番不得意で嫌いな教科だった

テストによくある
「この文章から作者の気持ちを読み取ろう」
という問題なんて、

意味が分からなすぎて、
空欄か文章の適当な場所から抜選して、
書く始末だった。

 

だから、国語の成績は
いつも1以上は取ったことがなかった

もちろん国語嫌いな僕は
読書の習慣もない、音読も下手

作文も書くのが苦手で、
夏休みの課題の読書感想文は、
いつも母親に手伝ってもらう始末。

 

本を買って、気持ちだけ満足して、
読まなくなるのが、僕にとって
一番の不安だった。

ここまで国語の成績がボロボロだと、
今回の自分が取った行動に不安を抱くのは、
当たり前だった。

そこで
僕は最悪の結末にならないように、
とある目標を決めることにした。

 

まずは
「2日で読み切る」という
目標を決めて読み始めた。

継続ができそうにないなら、
早く終わらせてしまう。

僕にとって、この作戦は有効だった。

 

本を読み始めると
最初の心配はなんだったというほど、
スラスラと頭に内容が入ってくる

心理学について無知な僕だったが、
どういう場面で使われるなど

具体例や使用方法が載ってあって、
イラストが僕の理解度を増幅させる

 

脳内でイメージが
どんどん湧いてくる。

みやび
みやび
「この場面であの人に使えるな」
「こういう風に関われば、人の輪にうまく溶け込めるのか」

僕は本に書いてあるテクニックを
全てを現状のシュチュエーションに
置き換えて読んでいった。

 

「2日で読む」という目標を大幅に上回り、
数時間で200ページ以上ある
本を読み切ってた。

時計を見ると
もう深夜の3時半を回っていた…

こんなにも起きてたのにも関わらず、
興奮して全然眠くない。

 

そんなことよりも
目は冴え、心もスッキリして

「何かやりたい」という衝動にかられる
ような行動力に満ち溢れている状態だった。

漫画とかならオーラが見えそうなものだ。

 

今まで寝る時は、
明日の学校の考えると、
頭痛や胸の痛みが襲ってきていたが、

今はそれがない状態で、
何もかも成功するイメージしか、
見えてこないのだ。

逆に学んだことを試したくて、
ウズウズしている状態にもなっていた。

 

何かしたくて堪らなかった
僕は深夜に筋トレを始めた。

腕立て伏せ20回、腹筋30回
スクワット20回×2セット

この自信に満ち溢れた状態を抑えて、
眠りにつくにはこの方法しかなかった。

 

普段から筋トレをやっていない、
僕は疲れ果てて静かに眠りについた。

翌朝、目覚めると
昨日のあのワクワクが出てきて、
そして笑顔が自然となる。

案の定、昨日の筋トレのおかげで、
体はバキバキの筋肉痛になっていた。

 

朝食を済ました僕は学校へと向かう。

『絶対的な武器を手に入れた』
思っている僕は絶好調でした。

足取りも軽く、
いつもより早いペースで着きだった。

 

早く学校に着き、
一限目の用意をしていると、

ゲラゲラと笑いながら、
2軍の数人が教室に入ってきた。

僕は心の中では、
「ヨシヨシ、獲物が来たで」
銃をもった狩人のような気分でした。

 

僕を見つけるなり、
「おはよう」といつも通りの
不気味でいやらしい笑顔で声をかけてくる。

僕はいつもより、
ハキハキした声で元気よく挨拶をかます。

「おっはよう!」と言った
僕を見る視線が変わる。

 

「何かムカつくわ、お前」と言い
机に準備していた教科書を床に落とされた…

そんな簡単にいくはずもなかった…

 

一夜漬けで学んだ知識が
実力を発揮できるような、
学校のテストのようには人間は出来ていない。

イメージとは全然違う現実が、
突きつけられるのは仕方のない話だ。

何を自分は過信していたのか、
僕にあった自信は簡単に打ち砕かれた…

 

だが、なぜかポジティブではあった。

みやび
みやび
「いつもと違う反応が見れた」
「この行動はNGだった」
「次は落ち着いた感じで挑戦する」

今までは「なんか言った?笑」
と言われるのがオチだった。

 

だが、この日は違う行動させた。
セオリーを覆すことができた。

このまま反応のデータを集めれば、
きっと正解となる返答が見つかるはずだと
思った。

何事も一回でミスったら
「終了」と思っていた僕だったが、
改めて継続の大切さを思い知りました。

 

その日から始めた
「おはよう」と言われるための
実験を繰り返し4日目。

ついに期待通りの返答が来ます。

その前の3日間は惨敗でした…

 

落ちついた風に言った場合は
「気取ってるんじゃねえよ」

元気なパリピ風に言ったら
「調子乗ってるんじゃねえよ」

イケボ風に言ったら
「マジできもいわ、ないわ〜」
というありさまでした。

 

4日目は褒めて挨拶する作戦を
取ってみることにしました。

前日、友達にスニーカーを褒められて、
照れくさそにしてる姿をいたので、

それを利用してみることにしました。

 

向こうからの
いつも通りの蔑む目で僕を見ながらいう挨拶。

クラスメイト
クラスメイト
「おはよう」
みやび
みやび
「おはよう」
「てか、昨日はいてたスニーカーかっこいいね」

 

この言葉聞いた途端、
表情を変える

クラスメイト
クラスメイト
「まああんなの普通だよ」
「学校に履いてこないけど、もっとかっこいいのあるから」

ムスッとしながらも
照れくさそうな顔をして、
席の方へ離れていく。

 

いつもの返答を変えさせることに
成功したのは、とても嬉しかった。

負のスパイラルから
体半分が脱出できた気がした。

 

あの心理学の本は
この4日の間に2周ほど読み返し、

使えるテクニックは
耳にタコができるほど音読して、
頭に定着させた。

全ての努力が報われたような瞬間だった…

 

家に帰って、笑顔の僕を見て母親は
「何かいいことでもあった?」と
聞いてきたが、

ここで言ってしまったら、
努力をやめてしまうような気がした。
だから、話すのは辞めておいた。

「もうちょっとしたら教える」と言い、
また読書を始める。

 

本を見なくても、
テクニックの名前を聞くだけで効果を
説明できるように一部はなっていた。

今日の実践で得られた成果と、
読書で身につけたテクニックは、
僕の自信へと大きく繋がった。

5章:殺意の視線

 

翌日の目覚めも
すごくスッキリしていた。

朝食を食べて家を出ると
通学路の途中でカースト上位の一軍が
先を歩いているのを見つける。

いつもなら見えた途端
道を変えたり、歩くペースを変えたりしていた。

 

この日の僕も自信に溢れていた
あえて真横を抜かしていく

当然のことようにカースト底辺の
僕の愚行を見掛けた一軍は話してくる

後ろから肩を組んできて

一軍メンバー
一軍メンバー
「おはよう!」
「調子はどうだ?」

 

まさに僕とは別次元の生き物…

 

いつもなら細々とした声で
「おはよう」というのが僕の精一杯だ…

その返答聞いて呆れたように一軍は
「またな」と言って去るのが

通学路で見つかった時の
いつものパターン。

 

だが、
今日はお決まりのパターンを
覆す行動に出た

肩を組み返して

みやび
みやび
「おはようブラザー」
「今日もバチくそ上がってる」

肩組んできたやつはもちろん
周りにいた一軍のメンバーも
唖然とした表情している。

 

みやび
みやび
「これはやっちまったか」
「出だしから最悪すぎる」
「終わったわ…」

3秒ほど周りは静まり返り
木の枝が風で揺れる音がよく聞こえる…

肩組んできた奴が爆笑し始め、
周りのメンバーもつられるように
爆笑をし始めた。

 

「なんだよ、それ!笑」と言い
優しいツッコミで肩を叩いてくる

クラスメイト
クラスメイト
「変なものでも食ったんか?笑」
「面白すぎるよ!お前!笑」
「こんな引き出しを持ってるとは意外だったわ」

そいつから握手を求められる
そこまでのイメージしてなかったため
陰キャラらしさがすぐに出る。

 

しっかりズボンでゴシゴシと
手汗を拭き、「よ、よろしく」と
手を差し出す。

差し出した手は
向こうからガッチリと掴まれ
「よろしくな」と一言

少し離れていたメンバーも寄ってきて、
改めて名前を確認される。

 

「み、みやびです」
弱々しい声にすかさず、
ツッコまれる。

「さっきの威勢はどこいったん?笑」
「男なんだからシャキッとしようぜ!」
と励ましてくれる。

歩きながらやりとりをしていたら
いつのまにか学校はもう目の前だった。

 

いつもは1人寂しく通る校門、
一緒に潜ったことがあるのは
始業式の両親とだけ、

初めて友だちと通る校門は
登校史上1番の笑顔をしていたことを
今でも忘れない。

教室までもクラスメイトと行くのも
初めての経験で全てが新鮮に感じた

 

だが、この一軍と歩いている
様子をみていい顔をしない奴らもいた…

6章:形成逆転の一打

 

いくら頑張ったとしても
一軍と接点をなかなか持つことが
できない2軍と3軍の人々だ

僕を土台に接点を持とうとしたが
幾度となく、失敗している

そんな中、一軍メンバーと
接点を持ち始めた僕は格好の的だ。

 

手を出してこなかったが
どんどん仲良くなっていく
僕を見ては鋭い視線を飛ばしてくる

それから2週間が経った頃
彼らに怒りに限界が訪れる

宿題を忘れ、数学の先生
怒られた2軍のリーダーはイライラしていた

 

授業中に怒られているの
笑っていた僕の席の現れるなり

僕の筆箱をひっくり返し
机に散らばすなり、ペンを折り始める。

 

2軍メンバー
2軍メンバー
「あんま調子に乗ってんじゃねよ」
「雑魚インキャがよ」
「生きてるだけで虫唾が走るわ」

と言いながら
折ったペンを床に投げ捨てる

 

平和な日常に安心していた
僕は混乱した…

僕は友だちと仲良くしているだけ
なのに、何がいけないのか。

脳の理解が追いつかなかった…

 

ここで僕が乱したら、大惨事になると思い
床に散らばった折れたペンを集めて
ゴミ箱に捨てにいく

平然とした態度していたが
この理不尽さには内心ムカついていた…

2軍メンバー
2軍メンバー
「その平然とした態度ムカつく」
「カッコつけてんじゃねよ」
「ぶっ○すぞ」

 

だいぶ荒れていた
今にも襲いかかって来そうなタイミングで

「お前が一番クソだせぇ」
一軍のリーダー格が声を荒げる

一軍リーダー
一軍リーダー
「弱いもんいじめばっかして」
「お前は面白くともなんともない」
「だから、こっちから絡まない]

 

我を失ったように荒ぶってた奴は
何かを気付かされたように止まり
廊下に出ていった

 

最初は上手く利用しようと
考えていた僕も何かを気付かれた。

一軍のメンツは僕の元に集まり
「お前は友だちだからと言い
ペンを貸してくれた。

一軍リーダー
一軍リーダー
「お前は面白いし、頑張った」
「てか、俺らの最初のいじりが問題だよね」
「それは本当にごめんな」

 

この言葉聞いて
僕は今までの努力が全て報われた。

「ありがとう」
「これからも楽しもうな」
と僕も一言返した。

この事件をきっかけに
僕への中学でのいじめはなくなった。

7章:変わりつつある日常

 

2軍、3軍からも敵意剥き出しの
目をされることもなくなり、

自分のポジションを確保した僕は
クラス内で自由に活動的に動けるようになった。

本で学んだテクニックを活かし
以前の僕のように孤立している人や
自分の興味ある人に積極的に話をかけにいった。

 

最初はみんな嫌な顔をしてきたが、
毎日のように話かけにいった。

まずは相手の趣味から聞き始めた
警戒して話をしてくれない人も多かった
だけど、諦めずに話かけ続けにいった

僕と毎日やりとりするのが
日課のようになってくると
色々と話を聞けるようになっていった。

 

逆に自分にも興味を持ってくれて
自分の好きな話をできる友だちも
段々と増えていった。

僕からいつのまにか
カーストいう概念は消えていき、
好きな人と好きな話をできる

クラスで唯一無二の
ポジションを獲得しました。

 


『奇跡』
としか言いようがなかった。

 

「根は陰キャなのに周りにはいつも友達がいる」

「誰と一緒にいても一緒にいる人に迷惑をかけない」

「憂鬱だった学校の時間も楽しく過ごすことができる」

「人にどう見られようが気にしなくなった」

 

入学当初のカースト最底辺の
僕からは考えられないような
幸せを手に入れました

 

いつも何も言わず
僕を受け止めてくれた母親からは

母親
母親
「何か最近楽しそうね」
「いつでも友達を連れていらっしゃい」
「1つ皮が剥けた感じがするね」

母親は全て見通していたかなって
思ってしまいました。

 

僕が変わるのを
陰ながら支えてくれた母親には
感謝しても感謝しきれません。

何より僕の変化をいち早く気がつき、
かけてくれた1つ1つの言葉には
全てが報われた気がして、

話しながら
今にも涙が出てきそうでした。

 

8章:概念の変化

 

人間関係はとてもシビアで難しいもの…

 

ただでさえ
普段から相手に気を使いながら
生きている日本人には

素直に自分が思うように
生きるというのは『自己中心的』
『良くないこと』だと感じ

自分の思い通りに生きることは
いけないことだと思っている人も多い。

 

お客様は神様だ
場の空気は読んで行動しろ
団体行動を乱すな(みんなと同じ行動しろ)
など

全て周りと合わせることが
『正義』だという共通の認識を持っている。

 

何をやる時も
相手のご機嫌を伺いながら
行動しないといけないという

ワンステップいらない
『相手を想う』という考えるフェーズを踏み
全ての選択を決めなければならない。

自分で「現状変えたい」と思うなら
それの考え方を一度壊さなれば
新しい自分になることは不可能。

 

あなたは自分を作り出すアーティストで
それに自分という作品でもある。

アーティストが他のお客さんの
ご機嫌を伺って絵を描くことないですよね?

評価が高い絵を真似して
描いた絵は盗作ですよね。

 

全ては自分のことを信じて
描きたいものを描いたこそ、
それが評価される。

もちろん
絵を描いただけでは評価されません。

それは『ただの自己満足』という
一方的な評価だけで終わってしまいます。

 

その絵と自分が
『評価される場所』を作り出すことが大切です。

路地裏で座って、絵を売っていても
誰にも評価されることはありません。

それならギャラリーに
他の人の作品と一緒においてもらい
見てくれる環境作ってあげる。

それがその絵に
チャンスを与えることができる
作者からの精一杯のプレゼント。

 

人間関係も同じなのです…

 

自分から
自分が馴染める環境を作り出して、
自分を売り出すこと

環境を変えることは難しい
自分1人では…

だからこそ、
まず周りの力使い、
環境を整えることから始める必要がある。

 

新しく人間関係を作る際は、
1番最初が肝心

数打てば当たるで飛び込んでいると
先に『心のHP』がもたなくなります…

自分の挑みやすいタイミングを
見計らい、待つのも大切です。

 

ただ待っているだけでは
その自分の入りやすい話題の
タイミングは全然きません…

その待っている期間は
2つのことに時間を使いましょう。

『自分を強化する期間』
『自分について知る期間』

 

自分の好きなことへの
知識を増やしネタを増やし
話に入りやすい話題を見つける。

今の自分が形成されたルーツを辿り、
自分の強みを見つけ出す。

自分を一番理解しているのは自分自身。
自己分析をしてもっと理解を深める。

これを続けることがとても大切です。

 

陰から支えてくれた母親の優しさ、
本からの学び、実践と継続のおかげで、

新しい学校、職場に行っても
相手との適切な距離感、話し方が
自分で理解できていて

今ではどんな新しい環境に行っても
すぐに馴染むことができます。

 

先輩や友だちからも
『面白いやつ』として褒められ、
自信もついて、

上司からは
「お前がいるとチームがまとまる」
人財として重宝してもらい、

給料の上がり幅の
周りの同僚と比べてみても
段違いに上がっていることもありました。

 

今では自分のどんな一面も
相手に好きになってもらえるようになって

自分の気持ちを優先して
いろんなことに挑戦できるようになりました。

髭を隠すメイクだったり、
手を綺麗に見せるネイルだったり
思いっきり自分の好きなままに自由できる。

 

ほとんどの人は
僕のことを否定しません。
逆に肯定して、応援してくれます。

「色々やって、お前は羨ましいよ」
「やることなることがお前らしいな」
「数ヶ月会わないうちにまた変わったね」

どんなに変わったとしても
根本的な僕を知ってくれている人は
変わらずに支えてくれる。

 

過去の僕には考えられなかった
“ワクワクして楽しい毎日”を
今では過ごすことができています。

 

何もかも諦めかけて
暗い未来しか見えなかった
生きることに絶望していた.

中学生の頃の自分に言いたいです

「今までずっと諦めずに行動し続けてくれて、ありがとう。今の生きる未来がすごく明るくて楽しいよ」と。

 

9章:希望へのメゾット

 

過去の僕のように、
人間関係の環境せいで…

明日はどんなことされるのか
恐怖に怯えながら、
毎日ビクビクして過ごし、

周りの気にせず
学校に堂々と登校することも叶わず、

 

自分が話しかけたせいで
近くにいる人を巻き込んでしまう
可能性を考えてしまい

自信も自分の存在意義でさえも見失い…

自分を変えようとする努力しても、
なかなか結果が出ない自分に苛立ちを感じ、
何をするべきか分からなくなってしまう

 

「あなただからできたこと」
「お前の周りが良かったから」
「結局は運ゲーだ」

きっとそう思ってしまうことも
あると思う。

そういう風に思わせてしまった
あなたにただ1つ言いたいことがある…

 

僕は自分自身で
今ある環境作り出した。

 

誰と話しても何も言われない。
素直に自分の思いに生きれる環境を。

あれだけの不運が続いて、
素直にラッキーだったと

すぐその場で喜べることは1度もなかった。

いつも平然な顔を装いながら
服の中は冷や汗でびちゃびちゃ、
身体は震えてる。

 

運が良かったのではなく、
自分が変わろうと決心して、
運が来るタイミング待っていた。

運を掴む心の準備運動が
出来ていた状態だったから
その変化のチャンスを見逃すことなく

しっかり掴むことができた。

 

人生は選択の連続。
どれだけ自分の選択に自信を持ち、
『運』というチャンスを意識できるか。

 

学校の近くのコンビニで売っていた
新作のエナジードリンクを

自宅近くのコンビニで買おうと寄るが、
その店には売っていない。

それは自分の選択が運を逃した証拠。

 

こういうたわいのないことにでも
運を掴む準備運動が出来ているか
いないかでは差が生まれる。

 

もし最初に見かけたコンビニで

「よっしゃ」
「新作のエナジードリンク」
「これも何かの縁だし、買うしかない」

これは何でもガッツけば
いいことがあるということを
話しているわけではない。

 

自分の身の回りで起きる選択をどう思い、
自分で考えて、どう行動するべきなのか。

それを考える思考が作れるか、
自分を変化させるキッカケになる。

これは変わりたいと望む
あなたに必要なキッカケ作りの話

 

社会人となった今でも
この中学生に学んだテクニックは
驚くことに通用している。

卒業して学校が変わった際も
転職して新しい職場でも
僕のポジションはいつも変わらず、

人と人の間に入り、関係をよくして
チームワークの効率をあげる潤滑油。

 

中学の頃のカースト最底辺の
いじめられっ子からは
誰も想像できない役目している。

もう一度言いますが
僕だから出来たわけではありません。

 

僕は国語の成績は悪かったですし
読書の習慣もなかったですし
読書感想文は親に任せるほど嫌いでした。

崖っぷちにいた環境で
その自分の苦手意識を払拭し
あの本を読んで、それに頼ることを決めて

この状況からを必死で変えようと
毎日のように考え続け、本気で悩んだ。

 

翌日からある1人の
クラスメイトに試し始めて
試行錯誤を繰り返して

やっと4日目に
周りから見れば「何だ?」と
思われるような小さな成果がでた。

その小さな成果は僕に
更なる自信を湧き立たせてくれた。

 

小さな成功体験から事件があったもの
それを覆すような一軍と友達になるという
大きな成果を得れた。

最初から最後まで
信じて頼り続けたのは『本』だった。

当たり前のことを言うが、
本は喋ってくれないし、
読まなければ何も教えてはくれない。

 

更に言えば、書いてあることしか
学ぶことはできない。

その書いてあることは
どう変換して、自分のものにするかが
本から学ぶ上では鍵となる。

 

僕はこの『本から学んだ知識』
絶望の淵から這い上がってきた
この『13年間で培ったメゾット』

後輩や友人のあらゆる
人間関係に対する悩みを聞き
解決していきました。

 

後輩は気難しい同性の上司に悩み、
友人は職場の同僚に悩み
どうやったら解決できるかを聞いてきた。

僕は人と関わる上での裏ワザを
教えてあげました。

2人とも素直に教えたことを
実行してくれて1週間で解決することが
できました。

 

そんな経験をもとに
過去の僕ように悩んでいる人や
後輩や友人ように悩んでる人を救いたいと思い、

発信を始めることにしました

 

「いじめられて、学校に行くのが嫌だ」
「理不尽な怒られ方をして嫌気がさす」
「人間関係がうまくいかず、いつもぼっち」

こんな悩みを抱えている
そんなあなたを僕は救いたい。

 

僕が生み出した裏ワザで
今の自分につけている枷を外し、

あなたも変わることができます。

10章:次はあなたの番

 

「もっと自由に生きたくありませんか?」

 

周りの視線を気にして
相手のご機嫌ばっか伺って、
残り何十年も生きる人生

自分に自信が無いせいで
相手への想いを隠し、伝えられず
自分が『好き』と思った異性とさえ、
付き合うことができない

そんな人生は嫌ですよね。

 

僕はあの時から変われないままいたら
今の恋人も友人も職場で働いていることも
なかったです。

あの時、変化することができたから
今の生活があって、自分がいます。

変わるなら、
今この時こそがチャンスなのです。

 

僕が話した内容に
フィクションは存在しません。

やられたことがあるから
正確に記憶に刻まれていて

変わることができたからこそ、
話せる内容です。

 

あの時、変われてなかったら…
と考えると今でも怖くなります。

きっと地元には
帰ることもないですし
墓場までこの話を持っていくと思います。

今の僕だからこそ
明るく話せる『真実の黒歴史』

 

次はあなたが変わる番です。

それこそ、今始めることができれば
これからの人生で多くの人が
あなたの味方になってくれます。

どんなところに行ったとしても
みんながあなたを認め、支えてくれます。

あなたは近くの人間から
『人気者』『人財』として扱われます。

 

「やっぱりお前がいないと締まらない」と
久しぶりに会う友達から言われたり、

「本当に転職してしまうのか?」
上司が自分のいなくなることを
心の底から寂しいと思ってもらえたり

「改めて必要だな」
恋人から思ってもらえる存在になれます

 

あなたが変わった後には、
今まで味わうことがなかったほどの

『あなたの存在』を
大切に思ってくれる人たちが待っています。

 

その人たちの存在は
あなた自身の価値を再認識させてくれて、
更にあなたが高みを目指す糧になります。

その先には
自分に自信を持って
幸せに過ごせる人生が待っています。

人生、自分の感情に素直に
幸せになったもの勝ちだと思いますよ。

 

今より、もっと幸せな未来、
手に入れてみたくありませんか?

次はあなたの番です。

 


追記:ご案内

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

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ABOUT ME
みやび
ネガティブ思考で人間関係が上手いかなかった僕でも、【自己嫌悪に陥らない最強のネガティブ覚醒マインド】を手に入れ、人生が大逆転。今までの100倍楽しめるようになりました。でも、その前までは今のあなたと同じかそれよりも酷い鬱状態でした。現在は生きづらい世の中でネガティブと孤独に戦っている方に寄り添い、<ネガティブ思考覚醒コーチ>として活動しています。人間関係の形成を始めとした『ネガティブ思考を使いこなすマインド術』について発信しています。